身体を視れば、声が分かる?!

身体を視れば、声が分かる?

声を聴く前でも、だいたい、このひとの声はこんな感じだな、と予想することができる。
どのくらいの高さなのか、どんな声質なのか、どんなエネルギーなのか、顔と身体を視ればたいてい分かる。

それはどうしてなのか?

ひとの身体は、楽器だからだ。

たとえば、バイオリンとチェロ。
小さいバイオリンのほうが、大きなチェロより音は高い。

笛だってそう。
長いもののほうが、音は低い。

つまり、ひとの身体で言うと、声帯は長いほうが声も低い。

声帯:長いと、声が低い
骨格:太いと声も太くて豊か
顔:小さいと高音、クリアで透明

などなど、ざっくりと言っても特徴がある。

声の3つの要素とは

声をつくるのは、大きく分けて、3つの要素があります。

からだ(物理的な器)

これはもう、先ほど説明した通り。
声のもとになる楽器は、身体である。

親兄弟で声が似ているのは、骨格が似ているから、というのも大きな要因のひとつ。
体格、骨格、身長、特に大きさ・長さ・骨・空間によって成り立っている。

器の使い方、状態

ふたつめは・・・
発声の癖、身体の状態、呼吸の深さ、など、その身体をどう使っているか、が大事になる。

発声とは、
どこを響かせているか?
どこに力を入れているか?
どんなふうに身体や声帯、口を使っているか?

身体の状態は?
筋肉の弛緩、緊張、こわばり、コリは?
重心はどこにある?

呼吸は?深い?浅い?
どのくらいの息を、どんなふうに吐いているか?

ここだけでも、声を創る要素は無数にある。

性質、本質、こころ

そして、大事なのは、大きく括ると、ソフト面。

そのひとが、どんな性質・本質を持ち、どんなエネルギーで生きているか。

何を考え、
何を感じ、

何を好み、
何を嫌い、
何を軸として生きているか。

この影響は大きい。

たとえば、
いま、すごく嬉しい気分を感じながら「おはよう」と言ってみたときと、
すごく嫌な憂鬱な気持ちでの「おはよう」は、もはやまったく違う声と言ってもいい。

イメージするだけで声は変わり、
また、そのひとの持つもの、在り方、生き方がすべて表れている。

見た目と声が違うひとは?

見た目と声が全く違うひとが世の中にはいる。

可愛い見た目なのに、声がすごく低い、とか、
でかいおっさんなのに声が高いとか。

安田大サーカスのクロちゃんなんて、代表例!

彼のあの甲高い声は生まれつきなのか?作った声なのか?

まー不自然といえば、至極、不自然な声。
でも、出せない声じゃない。

鼻と口の先を極端に響かせた声の出し方。

いいんです、どんな声でも、自分が出してて心地がいいなら。

ましてや彼は芸人。これがウリなのだから、不自然だろうが、なんだろうが、何の問題があろうか、いやない。

ただ、ただ。

不自然な声の出し方をしていると、重心が下がらず、自分の本当の心や気持ち、肚と繋がりづらくなってしまうのです。
自分がどう思っているのか、どう感じているのか。

本当はどうしたいのか。
何が大切なのか。

それが分からなくなってしまうことも。

地に足を付けた生き方とは程遠くなってしまうので、演技と本来の声は分かれていたほうがいいかもしれません。

あ、クロちゃんにとって、ではないですよ。

本来の自分で生きたい方は、です。

あなたの声は、無限の可能性がある

そしてそして!!
たくさんの方が、心地よい響く声ではなく、いつの間にか身に付いた癖や身体の状態で、声を出しています。

つまり。

自分の声は変えられる、本来の声に還ることができる、ということ。

そして、より豊かに、より魅力的になる、ということ。

心地よい声を出すには、

身体を緩め、解放し、

こころを緩め、解放し、

本来の自分、本質、性質を大切にすることが大事。

その先には、心地よい人生が待っています。

ともに、ココロオドル人生を!

身体を視れば、声が分かる?!” に対して1件のコメントがあります。

  1. 黒木 泰光 より:

    声の性質について、大変わかりやすくとても参考になりました。
    説明にあったとおり、私の声質も骨格と関係することがわかりました。

    ただ、私の悩みとして、「思うように言葉が出ない」、「人前で発生することを意識してしまい、スムーズな発話ができない」といった悩みがあります。
    やはり、この問題も声帯の緊張や精神的な問題があるのでしょうか。

    働きながらこの悩みと格闘しています。
    何か、参考になることがあればアドバイスいただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

黒木 泰光 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です