声はむきだしの個人情報①性格

声を視れば、性格が分かる?!

声から性格が分かる。
そう言われると、見透かされるようでなんだか怖い気もするかもしれない。

とはいえ実際は、

姿勢のプロ、
歩き方のプロ、
身体のプロ、
筆跡のプロ、
ファッションのプロ、
顔、表情のプロ、、、

と言った各ジャンルのプロは、それを見れば、そのひとの特徴が分かるはずである。

声も同様。
声屋としては、声はさらに特別、と言いたいくらいに、声はあなたのことを教えてくれる。

そもそも性格とは

Google先生曰く、

先天的な気質と後天的な影響とによる、その人の感情・意志などの傾向。
更に広く、そのもの特有の傾向・性質。

とのこと。

そう、性格とは、
先天的な気質と、後天的な影響とによる、傾向なのだ。

生まれ持った気質。
育つ過程でのさまざまな経験。

これが、わたしたちを形作っている。

そして、それを音に表したもの、
それがである。

声とは、『声』だけのこと?

ちょっと待って。
ここで言う声って、『声』だけのこと?

パーソナルヴォイス診断や、ヴォイスリーディングをしていると、かなりの人がこう質問する。

あの・・・声だけで分かったんですか?

ほんの少し会話をしただけで、
好きなことから得意なこと、苦手なもの、
悩みやコミュニケーションの癖、恋愛パターン…

自分でも認識できていないことがすらすらと言語化される。
なんでそこまで当てられるのか分からない。

と、ものすごく、不思議そうな顔をされる。

(念のために言っておくと、普段はそんな読み取りはしません。セッションのときだけ。)

視ているのはだけか、という質問に対しての答えはYesであり、Noというのが正しい。

ここで言う『声』とは、

・生まれ持った声質

・声の状態

・エネルギーの質、状態

・声の出し方、響かせ方

・話し方

のことを指す。

それに加えて、
表情、雰囲気、オーラ、姿勢、身体の状態、骨格、体つき、など、さらに視覚情報があるならばより深く、より明確に分かる。

それらすべてが、声を形成する要素なのだ。

声の2大要素

声はいろんな側面から切り取れるが、根本、大きく分けるとしたら、

・本質、生まれ持ったもの

・今現在の状態

の2つである。

声は2つのものを表す

声は、ハード面とソフト面のふたつの変わらない面を持つ。

ハード面

骨格、体格、というハード面。
これは基本、あまり変えようがない。

楽器は大きさで音の高さが決まるように、人間も身長や骨格で基本の声のベースが決まる。

と言っても、喋り声の音域自体、本来は幅のあるものだから、

人によっては、ドからド、
人によっては、ミからミ、

のように、音の幅が違い、従って、基本の喋り声の音の高さも変わってくる。

これが、声が高い、低い、の違いになる。

声が低い人は、低い声しか出せないわけではない。
低めの音域の中で、無意識で選んだ音を、声として出している。

自分の音域のなかで、どのあたりの音をベースに出しているかは、出し方(発声、メンタル、心理が影響)により変わり、また、音域自体も、生き方や声の使い方で狭まったり、広くなったりする・・・が、今日は割愛。

ソフト面

生まれ持った気質。

生まれ持った才能、素質。

生まれ持った性質。

声には、生まれ持ったソフト面が大きく表れている。

元来、穏やかなひと、

切り拓き、突き進んでいくひと

コツコツ、コツコツ、積み重ねていくひと

おおらかでほがらかなひと

あげていくときりがないが、本来生まれ持った気質や才能が、声には表れている。

たとえば、多才なアーティスト、米津玄師。

彼の声は、どう聴いても、ひらけた明るさや透き通るようなクリアさはない。

彼の性格もそうだろう。

そうでなければ、アイネクライネのように、あの音楽を創りながら800枚の絵は描けない。

苦悩、孤独、ごまかしを許さない繊細さ、見えないものに挑む強さ、あらゆる感情をぎゅっと味わうような感性、そしておもしろさ・・・

彼の天才的な才能と、それに伴う気質が、声に表れている。

苦しさも、悩みも、コンプレックスも、たくさん抱えながら、彼はあれほどに惹きつける言葉と、音と、絵で、世界を創る。

底抜けの明るさと包容力をもったひとは、その明るさとおおらかさが声に表れる。

優しい、柔らかいエネルギーを持つひとは、優しさと柔らかさが声に溢れる。

声は今の現状・状態を表す

生まれ持ったもの、と同時に、声は、今の現状を表す。

今の現状、状態とは、

過去と今で形成される、後天的なものである。

今の現状には、3つの後天的側面がある。

①身体の状態

呼吸の状態

重心の位置

身体の緊張状態

筋肉の付き方、使い方

肩こり、首こり、腰痛、下半身の衰え、表情筋の状態、喉の状態、、、

頭皮の状態から、足の爪の先まで、全身の状態が、声に影響している。

声を聴けば病気が分かる、と言われるのもこれが所以だ。

声を整えると、身体の状態も嘘みたいによくなる。

実際ボイスセッションには、原因不明の身体の不調を理由で来られる方も多い。

身体は心が創り、言葉が創り、人間関係が創り、食べ物が創り、環境と経験が創っている。

そして、その身体が、声を創るのである。

声はすべてに繋がっている。

②心理状態、マインド

嬉しいときに出す声は、高めになり、落胆したときには、声のトーンは少なからず落ちる。

好きなひとに対しての声と、嫌いなひとに対しての声は、トーン、柔らかさ、緊張状態、など、驚くほど違う。

好き、嫌い、嬉しい、悲しい、と言った感情、

温かい、安心する、怖い、不安、と言った感覚、

自分をどう思っているか、というセルフイメージ、生き方、マインド、

あらゆるものが、
声を創り、声に影響を与えている。

今回は深くは触れないが、

たとえば、自分を抑えて周りに合わせて生きていると、それが声に表れる。

感情も、過去の経験、今の状態、選択で作られている。

③発声、話し方

最後は、発声の仕方、話し方である。

発声の仕方ひとつとっても、そのひとの性格やマインドが表れる。

ひとは無意識に今の声の出し方・話し方を身に付けた。

それは、これまでに述べたようなものが作り出したものであるが、どんなふうに声を出せば心地よく響くか、そもそもそれ自体を、ほとんどのひとは知らない。

それは、触ったことのない楽器を前に、弾き方を習わずに音を出しているのと同じである。

ギターを前にして、こうかな?と弾いてみたら音が出た。

赤ちゃんの頃は、親や兄姉の声を聴きながら、それを真似して声を出す。

音が鳴らなければ、鳴らし方を教えたり学んだりする機会も多いだろうが、声は、習わなくても、とりあえず、音は出るし、声も出るし、会話もできる。

だからこそ、ひとは、心地よい声の出し方を知らずに大人になり、そして死んでいく。

そしてその声の出し方・話し方は、

そもそも、楽器の鳴らし方を知らない、と言うことに加え、

先天的な気質、才能、素質、性質、
後天的な経験やそこから身に付けた生き方、在り方が影響を与えるのだ。

声の出し方には、セルフイメージやコンプレックスや、柔らかいところから、そのひとの魅力まで情報が溢れている。

結論

今回の記事では、ざっくりと全体像をお伝えしたが、結論としては、

声は、あなたそのものである。ということ。

声は、先天的なもの、後天的なもの、あなたに関わるあらゆるものが影響してできている、あなたそのものなのだ。

声を知る=自分を知ること、であり、

声を解放する=自分を解放すること、であり、

本来の声を出す=本来の自分を生きることなのだ。

そして同時に、本来の声を出すという行為は、本来の魅力、本来の才能・素質をひらくという行為にほかならない。

声は、あなたの性格を教えてくれる。

性格とは、

生まれつきの先天的なものと、経験や体験に培われた、後天的なもの。

そして、経験や体験のなかには、自分を生きるために邪魔をしているものもたくさんある。

ちゃんとしなさいと言われ続けた子ども時代。

迷惑かけないようにと、自分を抑える言葉。

自分はダメだ、という自責の積み重ね。

できない体験と、培われた自信のなさ、

どうせ誰にも分かってもらえないという孤独感。

あらゆるものが、今のあなたと、今のその声を創っている。

もう手放していい。

あなたの経験は、声の深みを創るためにあり、
あなたの声を縛るものではない。

本来の声を出そう。

本来の自分で生きよう。

制さなくても、いや、心地よくさえあれば、
あなたは、あなたの声は、魅力的なのだ。

あなたの声は、あなたの味方だ。
あなたに、あなたの魅力とあなたを放つ鍵を、教えてくれているのだから。

ともに、ココロオドル人生を。

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