マスクで声が通らない意外な理由とは

マスクで声が通らない!

コロナ禍で、
どこに行くにもマスクが必要となった。
 
接客や、営業、職場でも。
いつでもどこでもマスクで会話。
 
そうなると問題は、、、
声が通らない!!!!
 
ただでさえ声が小さかった人はなおのこと。
お客様への説明が届かない。
声を張ると喉を枯らす。

そして何より、、、苦しい。

今日はこの対処法をお伝えします。

マスクで声が通らない3大要因とは

マスクで声が通らない、
その理由として、今日は3つの要因について述べる。

物理的な理由

マスクをすると、口元が覆われる。
だから、声が通らない、という単純なもの。


声は振動である。

私たちは、
吐く息で声帯を震わせ、
そこで生み出した振動が空気を伝って、相手に届く。


この振動こそが、声、である。

つまり、
布があるのとないのとでは、
声=振動の通り道に布があるかないか、ということで、


声の通りは全然違う。


マスクは、振動を止める動きをしているのだ。

しかし。
それ以上にもっと大きな大きな要因がある。

それが、次の2、3、の項で述べる、反射とモードである。


心理的な反射

マスクをする前と、した後と、
しっかりと自分の声の出し方を観察してみてほしい。

マスクをする前だと、
普通に出している声が、

そのまま声を出したまま、マスクをすると、
急に声を潜めることはないだろうか。


普通に、
あーーーーーーーと声を出していても、
マスクをしたとたんに、声を潜めてしまう。


無意識の反射。



わたしたちは、
口元を覆われた瞬間に、
勝手に、声を潜めてしまう。

ここでは、声を出してはいけない、という心理的な反射が起こっている。



例えば、
しっ!と言われたら、
こそこそ話の声の出し方になるように。

寝ている赤ちゃんを指さされたら、
小声になるように、

マスクをすると、
声を小さくしなくては、という心理的、身体的反射が起こるのだ。


したがって声は自然と潜められる。
結果、より一層、声が通らなくなる。


無意識の反応。
これが、一番の原因である。

声の霧散モード

最後の要因は、
声の出し方のモード、にある。

声出す作業をホースからの放水だと想像した場合、


1.ビームモード
2.シャワーモード
3.霧散モード

とモードを切り替えることができる。


実は、私たちは声の出し方も、
同じようにモードがある。


ビームモードのときは、
声を一点に合わせ、
芯のある通る声が出ている。

シャワーモードのときは柔らかく優しい声。

霧散モードのときは、優しい声となる。



またこのモードの話は別で詳しくするとして。


声が通らないんです、と言われている方は、
この霧散モードがデフォルトになっている人が多く、

それ以外の声の出し方を知らない。



そして、マスクをしていると、
無意識にこの霧散モード、
そしてさらに後ろ向きにモードになってしまう。

これでは声が通るわけがない。


霧散モードで声を出していると、
その霧散モードをマスクでさらに止めているので、なおのこと、声が通らない。


イメージするとしたら、
霧散モードのホースに大きな布をかぶせるのと、

ビームモードの一点に向けて勢いがある水流に布をかぶせるのとでは、

水の通りが違うのは想像に難くないかと思う。


というわけで、
この対処法はこちらから。


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