声がこもっている!どうしたら通る声になりますか?

こもった声をどうにかしたい!

声がこもっているんです。
どうすれば通る声になりますか?

そう聞かれることは多い。

 

ここでひとつ、先に言っておきたいことは、
声がこもっている=ダメではないということ。

声は通るほうがいい、なんて、
誰が決めたのでしょう。

実際、芸能人だって、
通らない声の素敵な方はたくさんいらっしゃいます。

福山雅治さんだって、
ええ声だけど、通る、わけじゃないよね。

深みがあって、柔らかくて、優しくて、
しぶみがあって、
どっしりと、それでいてたゆたっているようで、魅力的。

 

そんな目で見てたら、
けっこう俳優さん、女優さん、
魅惑的な魅力の方って、通る声、というより、深みのある声をされています。

明るいアイドル系は、可愛くて高い声、
アーティスト系は、柔らかくて優しい静かめな声。

 

さて。
ではなぜ声がこもっている、ということがたくさんのひとの悩みにあがるのか。

ここにはいくつかの理由があります。

 

声がこもっていることで感じる3つの悩み

声がこもっていると感じることで、困ることがいくつかある。
だからこそひとは、悩みに感じるんですよね。

 

さぁ具体的にはどんなものか?というと。

 

よく聞き返される

これがイチバン多いでしょう。

何かを伝えても、『えっ?』と聴き返され、
何度も何度も言う羽目になる。

 

次第に、話すのがいやになります。

 

声をかけても届かない。
何かを話そうとしても伝わらない。

もういいや、どうせ聴こえないから、と、コミュニケーションに対しての諦めさえ抱いてしまう。

そしてどんどん自分の壁を作っていってしまうわけです。

 

自分の声が嫌い

2つ目は、そんな自分の声が嫌い。です。

 

自分の声を一番聴いているのは、自分です。
相手は変われど、いつも必ず、自分は聴いている。

 

声を出すたびに自分が聴いている声が好きじゃない。
話し方が好きじゃない。

むしろ嫌い。

 

なんでこんな変な声なんだろう。
なんでこんなこもっているのだろう。
なんではきはき話せないのだろう。

 

そう思えば思うほど、
自分の声が好きじゃなくなり、
どんどん自分のこと自体が嫌になってしまう。

声と言うのは、
自分の象徴です。

それが好きじゃないんだもの、自分のことも嫌になってしまうわけです。

 

自分の性格が嫌、コンプレックス

 

声がこもっている=はきはき明るく話せない。

声がこもっている=自分を出せていない。

声がこもっている=自信がない。

声がこもっている=堂々と話すのが苦手。

声がこもっている=消極的。

声がこもっている=引っ込み思案。

 

そんな構図が、無意識のなかに刷り込まれています。

 

学校で、
もっと大きな声で話しなさい、と言われ、

積極的であれ、と教えられ、
それができない自分。

 

こんな自分は嫌だ、変えたい。
そう思っているひとは、少なからずいらっしゃいます。

 

自分に自信がない。
堂々と話せない。
自分を出せない。

そんな自分を変えていきたいけれど、どうしたらいいかもわからない。

 

そんな悩みの現象のひとつが、
声がこもっているになるのです。

 

こもっている声の魅力

では、本当にこもっている声はだめなのでしょうか。

先の構図は、真実?

 

いいえ、そんなことはありません。

 

学校では習います。

積極的に、大きな声で、明るく、はきはきと話しましょう。

 

でもそれは、ほんのひとつの魅力の例にすぎません。

そんなひとばっかりだったら、むしろ、怖い。笑

 

だから、気にしなくていいんです。

あなたは、こもっている声だからこそ、持っている魅力があります。

 

深さ、柔らかさがあって、
聴いていて落ち着く声。

自分の世界を創るひと。
癒しを与えてくれるひと。

 

惹き込まれるような魅惑的な魅力がある。

 

深く熟考して動く。
本質を見抜く目を持っている。

どっしりと根を張って、生きていくひと。
サポート力が高く、安心できるひと。

 

研究や分析が得意で、切り口がユニークなひと。

 

こんな方の声は、
ある意味、こもっている声、かもしれません。

 

だから、こもっている=だめ、と思わなくていいのです。

 

こもっている声の対処法

とはいえ、とはいえ。

 

声を張っているのに、聴いてもらえない。
声が届かない。
言いたいことが伝わらない。

 

そんな声を変えたい、という方も多いでしょう。

 

また、実際のところ、
こんなことが影響していることもあります。

 

1.声の出し方の癖、発声の癖で、実際、聴こえづらく、こもっている。

2.自分を出さないようにしている、自信がない

3.一歩踏み出せない。怖がりで勇気が出ない。

 

などなど。

こんな自分を変えていくには、
声からのアプローチもとても有効!!

 

さぁ、ではどうすればいいのか?

 

表情筋を起こして活かす

あなたの表情筋、活きていますか?
動かしてる?

意外と動かしていないのが、表情筋です。

 

声がこもっている、
声が暗い、
声が重い、

そんな方は、たいてい、表情筋があまり動いていない。

表情筋を動かして、細胞を起こすこと。

 

これ、すごーく大事です。
声が明るくなります。

あ、滑舌もよくなる!!!

 

前倒し発声法!

椅子に浅く座って、
足を片方手前に引き、
もう片方をちょっと前に出して前のめりに座って下さい。

 

左足を手前に引いたなら、
右足をちょっと前に出す。

そしたら、前かがみしやすくなりますよね?

 

その状態で、
勢いよく上半身を前に倒しながら、
一緒に声を出す。

先に声を出す気持ちで。

 

声は『あーー!』でよいです。

 

こもっている、というのは、
口の奥のほうで声を出していたり、
エネルギーを後ろに使っています。

前に、前に出してあげる。
前に、前に。

 

そうすると、
やる気や元気も出てきます。

 

なんか、やる気が出ない。
いつも最初の一歩を踏み出せない。

そんな方にもおすすめです。

 

前歯・唇を意識して声を出す

こもっている人のほとんどが、
喉の奥のほうを使って声を出しています。

それは、性質と、身体が相まってできた癖。

 

それをちょっと、刺激してみましょう。

 

口の先、前歯、くちびる、このあたりで声が出ているように、意識しながら声を出してみること。

 

このあたりは文字では難しいので、どこかで動画をアップしますね。

 

 

というわけで。
今日のところはこの辺で。

 

声がこもっている、について、でした^^。

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